職場いじめ対策(2)自分にとっての職場の意味を考え直す
私は、10年以上勤めた公務員(学校教師)を退職した経験があります。
退職の日に、退職辞令交付式というものに出席したのですが、その簡単さに悲しくなったことがあります。
式の中で自分の名前が呼ばれます。
会場の前の方に出て行くと1枚の紙が渡されました。
何か印刷されています。退職辞令書でした。
「退職を認める。」とか書いてあったようです。
たった1行です。
10年以上、人一倍仕事をしてきたという自負があったのですが、たった一行でおしまいです。当たり前のことなのですが、その簡単さに悲しくなりました。
1時間ぐらいの式が終わると、退職者たち(その多くは定年退職する校長たち)が一斉にエレベータの前に殺到しました。エレベータに乗り切れない人たちは、何かにせかされているように階段を走り降りていきます。階段には彼らの靴音がやかましく響きました。
退職者たちは、バタンバタンと車のドアを閉めると、1台、また1台と駐車場から走り去っていきました。
いつもの出張でよく見かける光景と全く同じ。しかし、彼らはもう戻ってきません。
どんなに長い間勤めたとしても、自分と職場の関係とは、実にあっさりと終わってしまうものなのです。
現在、どこかにお勤めの方は、
自分が退職する日の光景をイメージするとよいです。
自分と職場との関係を考え直すきっかけになります。
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職場いじめ対策(3)身辺をきれいにしておく へつづく
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